昨晩(2009-11-15)はお楽しみでしたね。 NHK スペシャルが「リーマン予想」について特集してました。 リーマン予想は数学界の最大の難問の一つとされているそうです。 番組には様々な数学界を代表する人々が現れ、大変刺激のある番組でした。
私の知っているニコニコ生放送の放送者やTwitterのフォロワーにも数人見ていた人がいましたが、みな満足しているようでした(雰囲気だけ楽しむという人もいました)。
NHKは過去にも「ポアンカレ予想」や「フェルマーの最終定理」を紐解きましたが、今回は未だ解明されていない問題だけにどのような切り口になるのか楽しみでした。
私の数学の教養は高校の微積分で止まっているので、前述のポアンカレ予想も今回のリーマン予想も名前すら知りませんでしたが、難問と呼ばれる話には人知の英知が引き寄せられ、こういう話を聞くと胸が踊りますね。
番組は、素数、オイラーの生み出した素数を使った式、ゼータ関数とリーマン予想という構成になっていました。 リーマン予想の部分は歴史を辿り語られ、数々の数学者を惑わした、という内容でした。 またこのリーマン予想によって翻弄されたある数学者の話は映画にもなっていて「ビューティフルマインド」というタイトルだそうです。
NHKスペシャルを見落とした、という人はこちらのサイトに同様の文章が書かれているようです。 http://www.geocities.jp/ikuro_kotaro/koramu/246_riemann.htm
最後に、番組内で話していた数学者の「数学の問題に取り組む時、論理的であることと非論理的な思考が必要になる。」という言葉は、数学以外にも参考になるなと感じました。
参考.公式HP http://www.nhk.or.jp/special/onair/091115.html
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